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【楽天SPU改悪まとめ】2022年4月以降、楽天せどりはやめた方がいいのか?!

しんまん

はじめまして!

53歳で30年間勤めた会社を辞め起業した、しんまんです(^^)

(詳しくは⇒プロフィール記事へ)

楽天SPUの改悪が止まりません!

2022年4月から「楽天の保険+楽天カード」のSPU1倍廃止、「楽天証券」の条件変更と倍率減少(1倍⇒0.5倍)と、2つの改悪がありました。

さらに今後もSPUが改悪されることを想定しておかなければいけません。

もう楽天ポイントせどりでは稼げなくなるのでしょうか?

目次

なぜ、楽天SPUの改悪が続くのか?

楽天SPUの改悪が続く理由は2つ考えられます。

1つ目は「楽天モバイルの赤字」です。

楽天モバイルはTVCMに米倉涼子を使用したり、宣伝広告費に多大な費用を掛けている割には、事業としては発展途上であり赤字状態です。

その楽天モバイルの負債が他のSPUの改悪に繋がっているということです。

2つ目は「ポイントのあり方の見直し」です。

あるメディアで社長の三木谷さんが「ポイントの獲得方法や使用方法が好ましくない」と言われていました。

これは明らかに「楽天ポイントせどり」を否定した発言と取れます。

つまり「今後、楽天におけるセドラーは優遇しません」と捉えることができます。

個人的には楽天市場での、せどりの貢献度はかなり高いと思っていますが、それも必要ないということでしょう。

楽天SPUの改悪はいつ頃から始まったのか?

楽天SPUは廃止されたり、新たに追加されたりしたケースもありますが、大きな改悪にまでは至ていませんでした。

私が楽天ポイントせどりを始めたころの倍率はMAXで16倍あり、1項目につき1倍以上のものが多く、掛かる費用も少なかったので内容としては今よりもかなり良かったです。

では、いつからSPUの改悪が始まったのでしょうか?

楽天TVのSPU廃止

改悪の始まりは、2021年2~4月からの楽天TV(倍率1倍)の廃止からではないかと思われます。

楽天TVは「Rakutenパ・リーグ」(4月廃止)や「NBA Rakuten」(2月廃止)に加入すれ毎月1倍のSPUが付与されていました。

年額払いすると「5602円」、12ヶ月で割ると月額わずか「467円」程度で1倍付与されていたのです。

なんと半額キャンペーン時に申し込むと年額「2801円」、月額わずか「234円」だったので、このSPUがなくなったことが、いかに大打撃だったかが理解できると思います。

楽天ゴールドカードのSPU倍率減少

「楽天ゴールドカード」は、年会費2,200円でSPU倍率が4倍だったのが、2021年4月から倍率が2倍に変更になりました。

つまり通常の年会費無料の「楽天カード」と同じ倍率になったので、年会費を払ってまで持つ意味がなくなりました。
 
SPU倍率を上げたい人は「年会費11,000円払って楽天プレミアムカードに切り替えてくださいね。」ということでしょう。

楽天でんきのSPU廃止

2021年6月から「楽天でんき」のSPU付与がなくなりました。

倍率は0.5倍で最低倍率でしたが、「楽天ひかり」とセットで申し込んでいる人も多かった思います。

「電気代やWi-Fi代など、必要なものにお金を払ったついでにSPU倍率が増えるならいいか」。

そう思っていましたが、SPUの対象外になるなら敢えて楽天でんきを使用する必要もありません。

電気代の支払いは毎月必要なものなので「もっと安いプランはないか?」

見直しを検討してもよいかと思います。

楽天Pashaの達成難易度アップ

楽天Pashaは「トクダネで100ポイント以上」獲得すればSPU0.5倍がもらえていましたが、2021年8月から「トクダネで300ポイント以上」獲得+「「きょうのレシートキャンペーン」で10枚以上のレシート画像を提出し、審査に通ることでSPU0.5倍を付与に変更になりました。

単純に費用が3倍掛かり、本日のレシートを10枚以上提出する手間が増えました。
ポイントが300ポイントに増えるのはともかく、レシートの提出(その日のレシートであれば何でもよく、コンビニやスーパーでもらっても問題ない)に何の意味があるのかよく分かりません   笑。

楽天ビューティのSPU倍率減少

ひと月に3,000円以上の利用することで、SPU1倍もらえていたのが、2021年11月から同じ条件でSPU倍率が0.5倍に減少しました。

「内容が変わるのならともかく、同じ内容で倍率だけ下げるなんて手抜きもはなはだしい!」

私はショックと怒りに駆られました。

単純に月に30万円以上の仕入れができればペイできていたものが、倍の60万円以上仕入れないとペイできないということです。

別に毎月美容院やビューティサロンに行ったりする必要もなく、、掛かる費用も3,000円で済まないケースも多いので、全く旨味がなくなりました。

楽天証券投資信託のSPU倍率減少と難易度アップ

一旦落ち着いたかに思えたSPU改悪ですが、2022年4月に一気にその波がきました。

毎月500ポイント以上(通常ポイントによる投資)楽天証券の投資信託を利用することで、1倍のSPU倍率をもらえていたものが0.5倍に減少した上に、30,000ポイント以上の利用が達成条件になりハードルが一気に上がりました。

新たに増えたSPU「楽天ウォレット」「楽天証券米国株式」も同じ条件で、毎月30,000ポイント以上利用することでSPU0.5倍がそれぞれ獲得できます。

楽天ポイントの投資系3つのSPUを毎月合計「90,000ポイント以上」利用することで、やっと「1.5倍」のSPUが獲得できるというわけです。

ふざけていませんか?

わたしは投資系のSPUはすべて捨てました。

楽天の保険+楽天カードのSPU廃止

楽天の保険に入り、楽天カードで支払いをすることでSPU1倍がもらえていましたが、2022年4月から(実質的には4月分までポイントが付与される)こちらも廃止になりました。

この改悪もショックの人は多いと思います。

いままでは数ある楽天保険の超格安の保険に加入することで、SPUが1倍もらえていました。

私は2021年12月31日まで楽天超かんたん保険の「自転車保険」の加入していました。

なんと月々210円でSPU1倍がもらえた、かなりおいしいSPUでした。

それが2022年から「楽天超かんたん保険」がSPU対象外になり、楽天損害保険の「サイクルアシスト」に加入しましたが、サイクルアシストは年間3,000円と安く、月額にすると250円でしたが、年一括払いしか対応していませんでした。

大変手間でしたが、年間3,000円で保険に加入し月末に解約、解約料を11ヶ月分バックしてもらい、また翌月から加入することを繰り返していました。

いやな予感は的中し、ついに2022年4月から廃止となりました。

この改悪もショックの人は多いと思います。

ひと月の楽天ビューティの使用額3,000円以上と同額のお金を払うことで、1年間のSPUが1倍付与されていましたからね 泣。

2022年4月からの最大の改悪

2022年4月からの最大の改悪は「ポイント対象額の変更」でしょう。

いままで「税込価格」に対して付与されていたものが「税抜価格」に付与に変更されました。

つまり「ポイント付与率が10%下がる」ということです。

例えば「税込11,000円」だった商品を仕入れた場合、ポイント倍率が1倍として「「110ポイント」獲得できていたものが、「税抜10,000円」が対象になり、「100ポイント」しか獲得できなくなります。

これでは金額が低いので、あまり改悪された実感がわきませんか?

楽天ポイントせどりをする人は、SPU倍率のメリットを考えると、1ヵ月の仕入額は上限50万円の人が多いと思います。

税込55万円の仕入に対し、SPUが20%バックとすれば獲得ポイントは「11万ポイント」になります。

これが対象額が税抜のが50万円になると、SPUが20%バックとして獲得ポイントは「10万ポイント」となります。

月11万円獲得できていたものが、月10万円に減少ですよ。

そう考えるとでかくないですか?

また仕入金額や獲得ポイントの計算もややこしくなります。

仕入額と獲得ポイントはどうなる?

仕入額は分かりやすい例で、あなたがダイアモンド会員だとして毎月決まったイベントの倍率で計算してみます。

毎月1日のワンダフルデー:基本倍率が実質2倍で獲得上限ポイントが1,000ポイントなので、1,000÷0.02×1.1=55,000で仕入れ上限額は55,000円になります。

18日の市場の日:基本倍率が実質3倍で獲得上限ポイントが1,000ポイントなので1,000÷0.03×1.1=36,666で仕入れ上限額は36,666円になります。

つまり「従来の税込仕入上限額×1.1」ということになります。

獲得ポイントは税抜対象の10%減になりますので「商品価格÷1.1」で計算します。

例えば税込み11,000円の商品であれば、11,000÷1.1=10,000で10,000万円が税抜価格になります。

まとめ

では今後、楽天ポイントせどりは止めた方がいいのでしょうか?

現状、電脳せどり=楽天ポイントに取り組む人口が増え、価格が飽和している商品も少なくありません。

楽天SPUの改悪を逆にいく考えだと、楽天せどりに取り組む人口が減り、逆にチャンスだと考えることもできます。

ただ利益率の減少は否めません。

あとは、あなたが利益率をどう捉えるかです。

せどりは「1円でも安く仕入れて、1円でも高く売ること」が本質なので、薄利でも利益がでればOKとするか、「仕入資金が少ないので資金繰りが回らないから薄利では無理」となるのかです。

仕入れ資金が豊富な人なら、例えば利益率が10%なら1,000万円仕入れて、利益額は100万円です。

仕入額が100万円なら、利益率10%で利益額は10万円です。

これに様々な経費も考えないといけません。

楽天ポイントせどりをはじめ、今後電脳せどりで今までのように稼ぐことは難しくなると思われます。

わたしは、現状せどりには必要最低限の時間しか掛けていません。

今後、せどりのベースでもあるAmazonせどりの方向性も変わると想定しています。

Amazonでは今後、OEMなどによる「自社ブランド商品」が優遇されます。

そして、せどりなどによる「相乗り商品」は規制が厳しくなっています。

すぐにせどりを止めないにしても、物販で稼いで行くなら、せどり以外の収益ルートの開拓は必須となってきます。

是非、いまのうちから「せどり+α」で稼ぐための物販戦略を考えておきましょう。