あなたが副業や起業を考えているなら、物販から始めると比較的早く稼げ、結果を出しやすいでしょう。
今までは個人で稼ぐなら店舗せどりや電脳せどりなど、いわゆる「せどり」が物販ビジネスの王道でした。
しかし現在、楽天カードの転売禁止の発表、ヤフーショッピングのポイント倍率の改悪など電脳せどりに取り組むのが難しくなってきました。
店舗においても、家電店の「お一人様1点限り」や「転売お断り」など、転売に対しての規制も厳しくなっています。
そんな中、注目されているのが「OEMによる独自ブランド」を立ち上げ、Amazonなどで販売する手法です。
では、これから物販をするならOEMブランドとせどり、どちらから始めればいいのでしょうか?
両方のメリットとデメリットについて見ていきます。
目次
OEMブランドとせどりのメリットとデメリット
まずは、せどりのメリットとデメリットについて見てみます。
メリット
・即金性が高い(すぐに稼げる)
・売れるか売れないかの判断がつきやすい
・知識やツール、SNSでの情報が豊富にある
デメリット
・リサーチや仕入など自分で労働する必要があり、時間も掛かる
・利益率が低い(10%~15%くらい)
・カタログでの相乗り販売のため、値下げ競争に巻き込まれる
電脳せどりや店舗せどりの手法については下記の記事を参照ください。
つづいて、OEMブランドのメリットとデメリットについて見てみます。
メリット
・商品が育てば勝手に売れていく
・リピートで商品を生産発注するだけで、リサーチは不要(労働力がほぼなくなる)
・利益率が高く販売効率がよい(利益率30%~70%)
デメリット
・商品の決定、生産、登録までに時間が掛かる(半年~1年)
・商品が認知され育つまでに時間が掛かる(半年~)
・売れるか売れないかの判断がつきにくい(リスクがある)
OEMブランドとせどりを比較検証
では、OEMブランドとせどりを比較検証して見ましょう。
・資産性 OEM⇒高い せどり⇒低い
・難易度 OEM⇒高い せどり⇒低い
・利益率 OEM⇒高い せどり⇒低い
・将来性 OEM⇒高い せどり⇒低い
良きにしろ悪しきにしろ、OEMブランドは高く、せどりは低いという結果になりました。
せどりは目の前の資金づくりや一時的に稼ぐにはよいですが、将来的に安定した資産を築いていくには適していないビジネスといえます。
OEMは将来的には労働からほとんど解放され、資産を長期的に築いていけるビジネスです。
しかし最初は目の前の資金に圧迫され、確実に売れる保証がないので難易度が高く、ブランドが育つまでに時間が掛かるビジネスといえます。
おすすめは、せどりから始めOEMブランドへ移行していく流れです。
なぜせどりから始めるのか?
ここで、せどりのメリットについて再確認します。
・初期費用が少なくてもスタートできる
・売れる商品が明確である
・短期間で資金を産むことができる
・Amazonの納品~販売までの流通システムを覚えることができる
あと、せどりに取り組む際の注意点です。
・あくまでOEMブランド立ち上げまでの繋ぎにする(でないと労働から解放されない)
・売上ではなく利益を追求する(売上だけ追求すると、運転資金が圧迫され銀行残高 が増えない)
・高額商材を買わない(自分の経験側と無料情報で十分)
せどり初心者が稼ぐ手法については下記の記事を参照ください。
まとめ
せどりとOEMブランドのどちらから始めればよいかについては、まずせどりで物販の基礎を覚えることをおすすめします。
プラットフォームで販売する場合、多くの人はAmazonせどりに取り組むと思いますので、Amazon物販の流れを覚えましょう。
商品リサーチをする際は、セラーリサーチがおすすめですが、合わせてOEMを依頼するための卸問屋やメーカーのリサーチも遂行しましょう。
卸問屋、メーカー、OEMのリサーチについては下記の記事を参照ください。
そして平行して半年~1年かけ、OEMの知識を得るための勉強をしてください。
まずはせどりを経験し、物販の流れを把握し、OEMブランドへと比重を移行させてください。
OEMブランドが育てば、労働から解放され、自分自身の人生を生きるための自由な時間を得ることもできるでしょう。
わたしも今、せどりに取り組みながらもOEMへとビジネスを移行中です。
是非あなたも、せどり⇒OEMブランドの流れをイメージし、計画し、楽しく稼げる物販に取り組んでください。
はじめまして!
53歳で30年間勤めた会社を辞め起業した、しんまんです(^^)
(詳しくは⇒プロフィール記事へ)