人間は変化を拒み、現状に満足する生きものです。
面倒くさい、邪魔くさい、不安になる、行動できない原因はいろいろとあるでしょう。
今回はあなたが行動できない原因について考えてみます。
目次
行動できない、続かない
「何をやっても続かない」そういう人も多いでしょう。
3日坊主などという言葉がありますが、3日坊主だったとしても「行動した」だけでも進歩です。
ではなぜ続かないのでしょうか?
それは「習慣づけ」を意識して行動していないからです。
一般的には1つの行動を習慣づけるのに「21日間」つまり3週間はかかると言われています。
「嫌なこと」はもちろん「頑張りたいこと」も続けるのは難しいです。
なぜなら頑張ることは「無理をすること」だからです。
ですから、まずは「好きなこと」「やってみたいこと」をできるだけ「低い目標」をたて行動してみましょう。
目標が高いと、これも挫折の原因になるからです。
ノルマ理論
「ノルマ理論」という言葉がありますが、これは自分にノルマをつくる⇒達成できない⇒自己嫌悪に陥りやる気をなくす⇒やめるという行動を防ぐための理論で、簡単にいえば「最小単位の数値で表せる目標を設定」することで「頑張らず」に習慣化させる方法です。
例えば「1ヶ月に1冊の本を読む」、これでもノルマ理論としての目標は高く曖昧です。
まずは「1日」で行動できることを考えてみましょう。
「1日に1冊の本を1章読む」もっと低く設定して「1日に1冊の本を1ページ読む」でもいいでしょう。
人間の脳は「調子にのる」ことで活性化します。
つまり自分が決めた目標を達成することで「できた!」という達成感で脳が喜び、さらなる行動に繋がるという訳です。
脳が調子にのることで、1日1ページ⇒1日1章⇒1日2章と知らぬ間に行動しているのです。
まずは行動し習慣化することが目的ですので、あなたが頑張らずに継続できる最小単位の数値を決めましょう。
習慣化してみよう
行動が習慣化できれば、嫌なことや面倒くさいことでも無理なく無意識にやっています。
例えば「朝起きて顔を洗って歯を磨く」面倒くさいことですが、みなさん毎日やっていますよね?
面倒くさいけど「やらないと気になる、気持ちが悪いからやる」⇒無意識にやっている⇒習慣化されている、ということです。
では、私が習慣化できたお勧めの行動を4つご紹介します。
日報を書く
日報なんか書いても意味ないし、邪魔くさいわ。
サラリーマンの方なら1日の行動を会社や上司に日報で報告していることかと思います。
ただ「日報」なので勤務した日は「毎日」書かないといけません。
これも面倒くさいですよね。
ですから会社の日報を毎日書くために「自分のプライベートの日報」を書いてみましょう。
これは「アウトプット」にも繋がり、自身の日々の行動チェックに非常に有効です。
私が取り入れているのは、メンタリストDaiGoさんが推奨されている「1日チェック法」というものです。
やり方としては、以下4点をチェックすることです。
・1日の終わりに今日の自分がとった行動、選択を見直します。
・今日の過ごし方を自分はどのように感じたか
・上手く行ったことは何か
・失敗したことは何か
そのチェック方法として重要なのが、自分を他人として観察するようにアウトプットしていくことです。
ポイントは自分で自分のことを振り返っていると思わないことで、「他人を観察するような感じ」で書いていくことです。
チェック項目は下記の6点です。
1.今日の行動や選択はどうでしたか?
2.今日の過ごし方は自分はどういう風に感じましたか?
3.うまくいった事は何でしたか?
4.失敗したことは何でしたか?
5.今日学んだことは何でしたか?
6.行動できた時間はどれくらいでしたか?
これを「毎日」寝る前に書いています。
習慣化できると主観的にも客観的にも自分の行動を見つめ直すことができますので、ぜひ実践してみてくだい。
朝早起きをする
早起き?絶対無理。1分でも1秒でも長く寝てたいわ。
朝は脳が活性化しやすく、仕事や作業もはかどります。
私はサラリーマン時代「目覚ましをセットせず」に朝起きることに憧れていました。
とはいっても長年のサラリーマン生活で「朝毎日同じ時間に目が覚める」ことが習慣化していました。
前の日が寝不足であったり、深酒した翌日でも「起きなければ」という本能がそうさせているのでしょう(苦笑)。
しかし、脱サラ後は早起きしなくてもいいことを理由に、寝る時間が不定期になり、暴飲暴食をし、運動不足になり、健康診断の結果、「要再検査、糖尿病、痛風の疑いあり」となってしまいました。
生活習慣を変えるべく、お酒をひかえ早起きする習慣を身に付けようと思い、再び「目覚ましをセット」する生活に戻りました。
いまでは目覚ましをセットすることなく朝5時に起き、1時間ウォーキングしています。
ウォーキングから帰るとシャワーをし、小学生の娘と幼稚園児の息子と朝食を共にしています。
夜も11時には床についています。
朝のウォーキングはとても気持ちがいいですよ!
無理のない程度の運動で健康にもいいし、音声学習をしながら歩くことで一石二鳥です(笑)。
サラリーマン時代は歩いたり、走ったりすることが大嫌いだった自分からは想像もつかないことです。
「早起きは三文の徳」といわれるように朝活は良いことづくめですので、無理なく1分でも10分でも早く起きることから始めてみましょう。
読書をする
読書?マンガしか読まんわ。
先ほどノルマ理論でも触れましたが読書をすることも大切です。
私も以前はマンガや小説しか読まなかったのですが「ビジネスの勉強」の重要性を感じてから「ビジネス本」や「自己啓発本」を読むことを習慣づけました。
まずは毎日、本を手に取るため「1日1ページ」を読むことから始め、今では1日2時間を読書の時間にあてています。
ですが、ビジネス本や自己啓発本って、読むとすぐに眠たくなりますよね。
そういう方は「夜床について読書する」と無理なく、頑張ることなく読書できます。
眠たくなったら寝ればいいのです。まずは始めることが重要です。
あと、ビジネス本や自己啓発本でも「漫画版」が出版されいる本も多数あります。
これは「人はみんなマンガが好き」という人間心理をついたものですので、まずは漫画版を読破してもよいかもしれません。
しかし、漫画版にも要所に文章による解説が入っており、ここで止まってしまう方もいると思います。
それならば「マンガの部分」を先に全部読んでしまい、興味があればまた漫画と合わせて「必要な部分だけ」解説を読めばいいのです。
「1冊の本を全て読破しなければいけない」ことはないのです。
自分の興味がある本、興味がある章、興味があるページだけ読めばいいのです。
興味がない本を読んでも、身に付きませんし、別のことを考えながら読んでしまったりして、かえって時間の無駄になります。
興味があるページだけ読むことで読書に対する苦手意識もなくなり、本も手に取りやすくなるでしょう。
音声を聴く
勉強はきらいやけど、音楽聴くの大好きやわ♡
本を読むことで知識は身につきますが、思考までは身につきません。
思考を身につけようと思えば、その人の音声を何度も何度も繰り返し聴かなければなりません。
もちろん、その音声に興味があればたやすいことですが「何度も聴くのは面倒だ」という人は、音楽感覚で聞き流すだけでも効果はあります。
実際に私が実践し効果があったものを3つご紹介します。
「紳竜の研究」
2枚組のDVDですが、見るのはDISK1の「第二章・・手段」だけで十分です。
1980年代の漫才ブームで活躍した「紳助竜介」の売れるための戦略を、かつての名司会者、島田紳助がNCS(吉本総合芸能学院)の生徒たちに淡々と語るのですが、トークが面白いので、あっという間に時間たってしまいます。
マインドの持ち方やビジネス戦略の勉強になりますので、漫才DVDとあなどらないでください。
最初だけ映像を通して見れば、あとは音声を聴いているだけで大丈夫です。
「でっかい会社を作る9ステップ」
多方面で活躍し、多国語を話すジェームス・スキナーが、どうやって人脈を作り、会社を作っていくのか?
自身の経験談を基に流暢な日本語で語られるCDです。
語られる内容がでっか過ぎて最初は違和感を感じるかもしれませんが、慣れてくると非常に興味深くて勉強になります。
自分の好きなトーク部分だけ何度も繰り返し聴くのもよいかもしれません。
「次世代起業家育成セミナー」
私が今でも就寝時、耳にイヤホンを突っ込んで聴いている音声です 笑。
まさに私の人生を大きく変えてくれた教材で、いまの自分があるのはこの教材のおかげです。
「特別編」は今なら期間限定で、なんと「無料」で11万円分のプレゼントがもらえます。
ビジネスで起業し、成功するためには必須の教材ですので必ず受け取ってください。
はじめまして!
53歳で30年間勤めた会社を辞め起業した、しんまんです(^^)
(詳しくは⇒プロフィール記事へ)