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国内OEMは何から始めればいい?まず最初にやるべき3つのこと

しんまん

はじめまして!

53歳で30年間勤めた会社を辞め起業した、しんまんです(^^)

(詳しくは⇒プロフィール記事へ)

もしあなたが物販の未経験者なら、国内OEMを始める前にせどりなどで物販の経験をした方がいいでしょう。

せどりは初期費用が少なくても始めれますし、短期間で資金を産むことができます。

そして何よりAmazonの納品~販売までの流通システムを覚えれるというメリットがあります。

国内OEMはAmazonでの販売が前提ですので、せどりで物販の経験を積んでから国内OEMに取り組むことをおすすめします。

では、せどり経験のある人はどういう流れで国内OEMを始めればいいのでしょうか?

まず最初にやるべき3つのことを順を追って見ていきます。

目次

1.商品ジャンルとブランド名を考える

あなたがせどりの経験者なら、いろんな商品をリサーチ⇒仕入⇒販売しているでしょう。

Amazonでは数万種類ともいわれる商品が販売されています。

この中で、あなたが販売実績のある得意なジャンル、興味があり好きなジャンルの商品をOEMブランドの候補にしましょう。

なぜなら、あなたが興味のない商品を扱うと、商品が育つ前に挫折してしまうかもしれないからです。

OEMブランド商品が認知され、育つまでには最低半年はかかると認識しておいてください。

商品のジャンルが決定すると、それに付随したブランド名をいくつか考えておきましょう。

ブランド名を決めるのは以外と難しいものです。

どうしても決まらないという人は、ココナラなどで外注依頼してもいいかもしれません。

ブランド名を先に考え、決定しておく理由は後に述べます。

2.商標登録する

Amazonでブランド登録するためには「商標登録」しなければなりません。

商標登録は代行業者に依頼したり自ら特許庁に出向いて申請しますが、申請してから登録されるまでに1年~1年半かかります。

もちろんその間、Amazonで「ノーブランド」として登録できますが、ブランド登録の特典が受けれませんし、相乗りされる可能性もあります。

自分のブランドとして認定されるまでに、かなりの時間を要しますのでブランド名を決めて商標申請することを最優先に考えてください。

商標登録は自分で申請すると4万円程度ですが、時間と手間がかかります。

代行業者に依頼すると6万円~10万円かかりますが、時間と手間を削減することができます。

わたしの場合「IPアクセラレータ」で依頼しました。

IPアクセラレータとは?

IPアクセラレータとはAmazonが推奨提携している、特許事務所による代行サービスです。

「Amazon ブランド」などで検索すると下記リンクのページが表示されるので、上部の「IPアクセラレータ」をクリックし右上の「開始する」をクリックしましょう。

https://brandservices.amazon.co.jp/

すると代行業者が5社表示されます。

この中で左上の「みなとみらい特許事務所」で私は代行依頼をしました。

理由はAmazonが推奨している代行業者の中でも、レビュー数が30件と圧倒的に多く信頼できそうだったからです。

代行業者に商標登録を依頼してからの流れ

では、私がみなとみらい特許事務所に依頼した流れをみていきましょう。

やりとりは基本的には「メール」だけでします。

まず、みなとみらい特許事務所のリンクをクリックしHPに移行します。

それから必要事項(商標登録がしたい、名前、住所、電話番号など)を記入し、送信すれば1~2日で先方から連絡がきます。

では、具体的な流れについて見ていきます。

↓・調査申し込み:あなたが申し込む商標が通るかどうかの可能性を調査してくれます。

↓・調査結果・契約:調査の結果、登録できるかどうかの可能性を考慮し最終的に依頼するかどうかを決定します。わたしの場合「登録可能性が比較的高いと判断」という返事がきましたが、50%などパーセンテージで返信がきて、その数値で判断しないといけない場合もあるようです。仮に申請を依頼し、申請が拒否された場合でも出願料は戻りませんので、判断は慎重にしてください。

↓・出願料の支払い:出願料の一部の30,480円を支払います。(出願料については後ほど詳しく述べます)

・出願書類の確認:作成してもらった資料を確認し、問題なければ正式に依頼スタートとなります。

・登録査定:問題がなければ特許庁から正式に査定が降りた旨の連絡がきます。

・登録料の支払い:残額の59,300円を支払いします。

・登録書の発行:正式に商標権が発生し、権利を行使できるようになります。

・契約の更新:契約は5年登録か10年登録になり、年数に応じて更新していく必要があります。

以上、商標申請の流れを見てきましたが、初回の出願料を払い依頼をしても、特許庁から拒絶の通知を受ける場合があります。

その際、異議申し立てをしてくれて再度中間対応をしてくれますが、別途4万円が必要となります。

そうならないために、代行依頼をする前に「Jプラットホーム」で類似のブランド名がないか調べておきましょう。

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

出願のための申請依頼料と時間はどれくらいかかるのか?

商標登録の流れの中で、私は初回の査定時に30,480円、査定が通った後に59,300円の合計89,780円を支払いました。

これは区分数1で10年更新の価格です。

5年更新であれば査定時にに30,480円、査定が通った後に43,600円の合計74,080円支払うことになります。

区分数は、例えば化粧品、家電、衣類など40区分ほどあり、区分数が一つ増えるごとに追加の料金を支払う必要があります。

もし、あなたが将来的に他分野でOEMブランドを展開する予定なら、同時に複数区分登録しておいた方がいいですが、初心者のうちは1ジャンルで1~2区分の登録で十分かと思います。

かかった時間は約6か月くらいですので、自分で申請した場合より6ヶ月以上短縮できました。

また、更に時間を短縮したい方は、別途33,000円を支払い「早期審査オプション」に申し込むことで2~3ヵ月に短縮することができます。

3.OEMメーカーを開拓する

商品ジャンルを決め、商標登録の申請手続きが終われば、OEMを依頼するメーカーを開拓しましょう。

では、どうやってOEMメーカーを開拓すればいいのでしょうか?

一番早いのは「ググる」ことです。

・商品名 メーカー

・商品名 OEM

・商品ジャンル OEM

などでググると検索結果が出てくるので、そこからOEMメーカーや一般メーカーを開拓していきましょう。

せどり経験者は商品リサーチにも慣れていますので、メーカーリサーチもしやすいと思います。

自分が扱ってみたい商品や、その商品のジャンルをもとに片っ端からリサーチしましょう。

ほとんどのOEMメーカーや一般メーカーは、HPで問い合わせのメールアドレスや電話番号が記載されています。

まずはメールで必要事項を記入し送信してみましょう。

1週間ほど経っても返信や連絡がない場合は、直接電話してメールを送った旨を伝え問い合わせしてみてください。

OEMメーカーは、OEMを専門にやっているメーカーが多いので取引の進行をしやすいですが、一般のメーカーはOEMの依頼をするまでに、お断りされる場合もあります。

そこで、メーカー依頼をする際の注意点が3つあります。

メーカー依頼する際の3つの注意点

1.その商品が選んだ理由を明確に伝える

市場リサーチした結果、なぜその商品がいいのか?なぜその商品を選んだのか?を論理的に説明できるようにしておきましょう。

ヒントとしては、リサーチした商品のレビューを読み、「お客の悩みや不満を解決したいから、こんな商品をつくりたい!」という思いを伝えることです。

2.Amazonで販売する理由を明確に伝える

メーカーの中には、まだまだ店頭販売にこだわったりネット販売に疎いメーカーがあります。

そういったメーカーにAmazonで販売することのメリットを伝えましょう。

例えば、Amazonの集客力、販売力、商品量、宣伝広告効果などです。

3.そのメーカーを選んだ理由を明確に伝える

これが一番重要です。

いろんなメーカーがある中、なぜ御社を選んだのか?

その理由を明確に伝えられなければいけません。

メールを送るにしても定型文では駄目です。

そのメーカーのHPや会社概要に目を通し、そのメーカーの良い部分を捻出し伝えましょう。

OEMブランドとは、他の商品との「差別化」が売れる肝となります。

同様に、そのメーカーの良いところをアピールすることが他社との差別化となりますので、必ず伝えるようにしましょう。

まとめ

以上、国内OEMを始める際に最初にやるべき3つのことを見てきました。

ブランド名を決めたり、商標登録したり、OEMメーカーを開拓することは手間と時間がかかります。

また、OEMブランドを立ち上げたとしても、最初はすぐに売れるわけではありません。

Amazonで宣伝広告をしてブランドを育てていく必要があります。

しかし、あなたのブランドが認知され売れ始めて育っていくと、ほとんど労力や手間はかかりません。

同じ商品をリピートして生産すればいいだけです。

そうなれば新しい商品の開発をしたり、自分の好きなことに時間を費やすことができます。

せどりのように、毎回毎回リサーチしたり、商品の検品をしたり、競合同士の値下げ合戦に巻き込まれることもありません。

決まった利益額が保証されているのです。

なにより「あなたはどんなビジネスをやっていますか?」と聞かれたときに「せどり」です。「転売」です。

というより「自分のブランド商品を販売しています」といえた方が「夢」がありませんか?

想像しただけで「楽しく」なりませんか?

せどりで物販経験を積み、せどり⇒OEMに移行することで、楽しく物販に取り組みながら夢を叶えていきましょう!